2026年サイエンスカフェを開催します!
2026年の屋久島いきもの調査隊サイエンスカフェを、下記のとおり開催します。
日時
2026年10月31日(土)15:00-17:30
会場
京都大学大学院理学研究科2号館第1講義室
(京都市左京区北白川追分町)
Zoomによるオンライン参加もできます
参加資格
屋久島いきもの調査隊の会員の方
ヤクザル調査隊参加経験者の方
京都大学の構成員の方
高校生以下の方
どれにも該当しない方は、当日年会費をお支払いいただき、屋久島いきもの調査隊の会員になっていただければ参加できます。
主催
特定非営利活動法人屋久島いきもの調査隊
共催
京都大学大学院理学研究科霊長類フィールド研究センター(予定)
スケジュール
15:00-15:05 あいさつ
15:05-15:20 2026年の調査の報告 佐藤然(京都大学)、上田平葵依(岐阜大学)
15:20-16:20 講演1 三浦たいら
16:20-16:30 休憩
16:30-17:30 講演2 大谷洋介
講演1 三浦たいら(三田市有馬富士自然学習センター、2018-2021参加)
「子供と自然の出会いをつくるには」
ヤクザル調査隊での人との出会いや繋がりは、私にとってかけがえのない財産です。屋久島の自然に圧倒され、ヤクザルな人々のおもしろさに魅せられ、こういう人達と仕事ができたら幸せだなと考えていた学生時代。ヤクザル調査隊には合計3回お世話になりました。
大学卒業後、宮崎の動物園で3年間飼育員として働き、昨年からは兵庫県の三田市有馬富士自然学習センターで勤務しています。展示制作、イベント企画運営、学校対応などが主な仕事です。学校の先生方、博物館の研究者、地元の猟師さん、など多くの方と協力して自然やヒトとの関わりについて、子供達に楽しく分かりやすく伝えられる様に奮闘しています。
また40人程の小中学生が所属する、いきもの調査や里山整備を行う組織では、子供達の活気と成長速度に自分も刺激を受ける毎日です。ヤクザル調査隊の様に、彼らがどんな進路を選択しても自分の自信になる様な経験や、ヒトとの繋がりを得られる居場所にしていきたいです。
自分は学部卒で研究職でもない立場ですが、当日はヤクザル調査での経験が進路選択にどの様に影響したかなどをお話しできればと思います。

講演2 大谷洋介(大阪大学、2004-2014参加)
「オスのニホンザルの生活」

サルは環境に応じてどのように社会や行動を変えているのか?人間社会と自然環境が併存するにはどうしたらいいのか?ということをテーマに、ニホンザルなどマカク属のサルの社会生態と、国立公園等における社会生態システムについて研究しています。ヤクザル調査隊には学部1年生から11年間連続で参加し、人として、研究者としての基盤となる様々なことを学びました。今回はオスのニホンザルの暮らしについて紹介します。ニホンザルは母系社会をつくるため、これまでの研究もその多くが群れに残るメスを中心的な対象としてきました。しかし、オスに注目してみると、群れを一時的に出たり入ったり、交尾を巡って様々な戦略をとったりなど、彼らなりに苦労しながら生きていることが見えてきます。基礎研究から見えてきた、ニホンザルのオスの生活様式や様々な行動についてお話しします。

